涼鈴雑多工廠

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〜暇人工作員のブログ〜

【OLD DAHON】ブロンプトン用レックマウントで着脱可能なスマホホルダーを取り付ける

まえがき

前の記事で、スピード・ケイデンスセンサーを取り付けました。
正確な値を計測できるようになったのに走行中に見れないのはもったいないですよね。

ということでスマホホルダーを付けたいのですが、折り畳みに干渉するようなものは却下です。
また、ぐらぐらされると見づらいので剛性は高いと嬉しいです。

ロードバイクには誰もが憧れるであろうレックマウントという解決策がありますが、折り畳み自転車は…ありました。
流石天下のレックマウント。題名の通りブロンプトン用の、ハンドルの角度を固定する部分に締めこむスマートなマウントを使うことに決定。
形状が違うので加工は必要ですが、手加工でどうにかできるレベルです。

結論

僕が最初に購入したのは失敗でした。
無駄の出ないように買うのは難しいですね

以下の組み合わせで買えば、最小限の金額・労力でこれを再現することが可能です。

  • ブロンプトンマウント(単品がないのでどうしても無駄な部品が出ます。これが最安値です。)

  • ヘッドパーツ(僕はMサイズです。バンパーケースを付けたiPhone7を45°くらいまで起こすことができます。端末の大きさによってLかMかを選ぶといいと思います。)

  • 汎用アダプター

  • スマートフォンホルダー(背面に突起が無く汎用アダプターを貼り付けやすいものだと楽です。)(1個あれば他の自転車でも使いまわせるので、加工が必要でも気に入ったものでいいと思います。)

第一弾(失敗)

購入品ズ第一弾

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ミノウラのスマホホルダーめっちゃ良いですね。

このギミック楽しすぎます。

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そしてレックマウントのこの質感…
アルミ削り出しかっこいいです(でも結局使いませんでした)

マウントの取り付け(半分成功)

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ハンドルの角度が変わらないように固定してからねじを緩める

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ついでに錆取り

ブロンプトンのハンドルと異なり、ハンドルを締めている部分が平行ではないため、ブロンプトン用マウントをそのまま取り付けることができません。
付属のスペーサー(柔らかくて薄い透明なシート)では誤魔化すことができなかったので、スペーサーを自作する必要があります。

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どのご(誤)家庭にも転がっているΦ5の真鍮パイプをご用意ください

特に真鍮である必要はありませんが、アルミや銅など柔らかめの金属だと厚さ調整が楽です。
ステンレスパイプとか地獄では…

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楕円になるように潰して抉ります

この後ちゃんと左右対称にしました。
抉りの深さは現物合わせです。
ハンドルを締めるボルトと干渉しないようにします。

取り付け完了(失敗)

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マウント部取り付け完了()

そしてスマホホルダーを取り付けると…

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最大まで上げてこれです
スマホの画面で間接的に空を見ることができます!!!!
一応これで50km走ってみましたが見辛いったらありゃしないですね。

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地味に初の50km越えライドでした

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下から

この通りホルダーの下の空間に余裕があるので

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畳める

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でも自転車畳むのに干渉する

このスマホホルダーは工具が無いと外すことができないので輪行するとしたら邪魔でしかないです…

ということでリベンジ開始。

第二弾(本命)

購入品ズ第二弾

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レックマウントの姉妹ブランド「レックマウント+」

レックマウントプラスです。
アダプターでスマホホルダーの高さを稼ぎ見やすい角度にする&工具無しで付け外しと角度変更(90°刻み)できるようにします。

ヘッドパーツ取り付け

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一瞬で取り付け完了

GP規格(GoProマウントの規格)で共通なので、先っぽ交換するだけです。

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畳んでも干渉しない

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飛び出さない(上から見た図)

スマホホルダーの加工

スマホホルダーをレックマウント+に対応させるには、汎用アダプターが背面にある必要があります。
しかし…

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加工前

角度を調整するための突起が背面に存在しているため、汎用アダプターを貼り付けることができません。

削ります…

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突起を削り

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段差も削ります

隠れるところへの傷は気にしません。
それでも2時間くらいかけて手作業で削ってました。
手作業でやる意味ないですね。

スマホホルダーのレックマウントプラス化

汎用アダプターに切れ込みを入れ、スマホホルダー背面のシリコンバンド把持の突起を避けるようにします。

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両面テープに気泡が

脱脂したピンセットで空気を逃がしました。

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ぴったり

完成です。

完成

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めっちゃ良くないですか!?!?!?
ギミックが最高過ぎて最高です。

スマホの付け外しがスムーズなので、信号待ちの間に写真を撮ったり、頻繁に乗り降りするようなことがあってもストレスが溜まりません。
ねじの締め具合によって変わりそうですが、振動で下がってくるようなことはありませんでした。(もし動くようでもお辞儀防止の紐をつければいいと思います。)

ロードバイクの方にもレックマウント+を導入して、このスマホホルダーを使いまわした快適自転車ライフが送りたいです。
シリコンバンド式は付け外しがちょっと面倒です。
この記事に出てきます。

おまけ

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ホルダー外さなくても畳めた

そのまま畳めました。
輪行の時は外します。
というか外したいからレックマウント+にしたんですけどね…
運んでる途中どこかにぶつけて折れたら困りますし。

意図せぬうちに、部屋に置いておくときくらいにしか役に立たなそうな機能が付いてしまいました。

やりたいことリスト

  • ハンドルグリップ交換
  • ペダル交換
  • ブレーキ交換(クリア)
  • ブレーキレバー交換
  • サドル交換(クリア)
  • サビ落とし(クリア)
  • サビ落とし(特にシートポスト&シートチューブ内側)
  • 磨きor再メッキ
  • ハブのグリスアップ(クリア)
  • チェーンカバー調整
  • オシャレなライト探し(クリア)
  • ライトの防眩処理
  • 速度計探し(クリア)
  • スマホホルダー取り付け(クリア)
  • リクセンカウル化か何かでリュックを背負わなくても済むように
  • 内装変速機のオーバーホール(クリア)
  • 内装変速機の定期メンテ
  • チェーン引き装着
  • 適合Oリング探し(クリア)
  • スプロケの歯数変更