【折り畳み自転車にリュックサックを積む】リュックサック固定バー付きリクセンサドルを作ってみた
短くしたまえがき
DAHON Ⅲは折り畳み自転車ですから、輪行してどこかへ行くことを考えレストアとカスタムを続けてきました。
今回は荷物の固定方法です。
リュックサックを背負わずに自転車で運ぶ方法として、リクセンカウルだけでは不十分だと感じていたのですが、いい方法を見つけました。
ブロンプトン リュック固定で検索して画像を見れば一発で理解できると思います。(折り畳み自転車関連の創意工夫はブロンプトンを含めて検索すると結構見つかります。)
リクセンサドルと融合できそうだったので作ってみました。
長いまえがき
この記事の題名を見てもよく分かりませんよね。
リクセンサドルならリクセン化したリュックサックを固定することができるので、リュックサックを背負わずとも運搬することができます。
ならば何故固定バーが必要なのかというと、リクセンカウルのアダプタープレート無しでもリュックサックを固定できるからです。
リクセンカウルのアタッチメントにリュックサックを固定するには、リュックサックにアダプタープレートが付いている必要があります。
でもあれ背負い心地が悪くなりそうでなんとなく敬遠してました。
また、重いリュックサックの場合、キャリアに接して荷重を逃がすようにしないとアタッチメントが曲がるかずれるか壊れるかします。
プレート取り付け位置を丁度いい高さに調整してやる必要がありますが、自転車ごとにサドルとキャリアの高低差が違うので、汎用性を殺すことになります。
なんか嫌です。
そこで、キャリアの上に直接リュックサックを固定する方法を探すことにしました。
いろいろ試してみた結果、折り畳み自転車関連のことが知りたい場合には"ブロンプトン"という単語を入れると非常に質の良い情報が得られることを発見しました。
ブロンプトン リュック固定←これの画像を見ていただければ一発で理解できると思います。
構造を見るにリクセンサドルと一体化が可能で、しかも同時使用(リュックサック+リクセンカバン)もできそうです。
リクセンサドルは一度作っているのでやり方は分かります。
丁度いい材料が転がっていたので作ってみました。
リクセンサドル編
材料
加工
— 涼鈴【暇人工作員】 (@Suzu_hmjn) May 25, 2020
どのご家庭にもあるベルトグラインダーを使うと早いですね。
こいつがあるとナイフメイキングも捗ります。
組み立て()
マテリアル感があっていいです。
アルミにアルマイトにステンレスにカーボンに樹脂!!
取り付け()
サドルレールの内側に入るステーが長くて引っ掛かりました。
あれま
また加工
ディスクグラインダーで切断後、角を丸めます。
そして
組み立たないね
リクセンサドル作るといつもここでねじの長さが足りません
何故なのか…
組み立て
取り付け完了
ガッチガチです。
リュックとカゴどっちもいける
リュック+αもいけそう
でもこのままじゃ肩紐ずれるのでまだ部品が必要です。
肩ひも固定ベルト編
材料
平ゴムと、その幅に合ったバックルを用意します。
ちぎってぬいぬい
完成
値段からは考えられないほどしっかり留まります。
長さも調整できますし、バックルだと付け外しが楽ですね。
あとは
キャリアとリュックがずれないように固定するものが必要です。
ROK Strapsを買ったので、余った紐を束ねるテープクリップを用意すれば使えそうです。
使い心地
でも漕ぐ邪魔になるほどじゃないですね。
エンドキャップ付けた方が良さげな気はしますが。
軽いものならカゴだけでも十分なので、近場のときと長距離のときに付けるものを選べるリクセンカウルが活きてきます。
案外普通にイケましたね。
リュックの背面にループがあるので、カラビナタイプのバッグハンガーでお尻のとことキャリアを留めた記憶があります。
耐久テスト
機会が無くてしっかり試せてなかったリクセンサドル
— 涼鈴【暇人工作員】 (@Suzu_hmjn) November 12, 2020
カゴがズタボロだから替える予定だけど、アタッチメントはしっかり固定できてるっぽい pic.twitter.com/fpAOnamrdj
2kg程度なら余裕です。
ただ、普段の僕のリュックはやたら重いのでカゴだけで支えるのはやっぱり厳しそうな気がします。